全日本育成会による非正規労働者の解雇・使い捨てを許さないぞ!

私たちは、東京都港区西新橋2-16-1全国たばこセンタービルにある「社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会」(以下、全日本育成会)で働く労働者で組織したユニオン東京合同・全日本手をつなぐ育成会分会です。
全日本育成会は、労災療養中の非正規職組合員に、雇用契約終了日を2009年3月31日とする「雇用契約終了の予告通知」を2月27日付けで送りつけて来ました。ユニオン東京合同は、この解雇攻撃と真っ向闘って打ち破ります。ぜひともご支援ください。ともに春闘を闘って勝利しましょう。
労災認定されている労働者に対して、療養中に解雇の労基法違反
当該非正規労働者は重量物を扱う業務への急な配置転換がされたなかで腰痛症の労働災害を被災していました。腰痛の労働災害の認定は困難だと言われていましたが、申請を行った結果、三田労基署に認定されました。業務起因の労働災害で療養中の非正規労働者を雇用契約終了=解雇・使い捨てとは、とんでもありません。労基法でも労災療養中は解雇制限がされていることは周知のことです。当該組合員の腰痛が業務による労災と認定されて療養中の解雇は全く不当です。
医師は段階的就労の診断書を出すが、全日本育成会が就労妨害
08年2月に、当該非正規組合員は、全日本育成会に残業代の賃金割増分未払いを請求しても、全日本育成会がすぐに払わない態度を取ったので三田労基署に訴えました。三田労基署は、臨検に入り全日本育成会を指導しました。ちょうどこうした時期に業務配置転換され腰痛症を被災しました。全日本育成会は、非正規職当該組合員の08年4月の契約更新時に、それまではなかった、「契約満了時に更新の可否を判断」という文言を「雇入通知書」に書き込みました。今これを使って、全日本育成会は当該労働者を排除・3月末で解雇・使い捨てにしようとしています。
無条件に10年以上自動更新→08年4月から、「契約満了時に更新の可否を判断」
全日本育成会は、10年以上の勤続実積があり毎年労働契約の自動更新されてきた非正規労働者を、業務起因の労災で療養中にもかかわらず、組合憎悪のあまり、解雇予告するという暴挙に出たのです。そして、今、当該非正規労働者が、医師のアドバイスによって、「段階的就労」の過程を踏もうとしているなか、正当な理由もなく就労の妨害をしようとしています。
就業規則の改悪で、雇用契約期間満了の場合の「解雇制限」を除外
全日本育成会は、昨年12月1日の就業規則改悪に際し、労基法で定める労働条件の基準は最低のものであると定められている(労基法第1条)にもかかわらず、「就業規則に定めのない事項については、労働基準法その他の法令が定めるところによる」として、労基法基準以下の内容でも、就業規則の方が労基法より優先されるように押し付けました。そのうえ、労基法の第19条に「使用者は、労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後三十日間」は解雇できない(解雇制限)とあるにもかかわらず、新設の「有期契約職員就業規則」で、(解雇制限)第11条で「ただし、雇用契約期間満了の場合はこの限りはない」という、労働基準法違反条項を作ったのです。これは労基法以下の基準を労働者に押し付けるものです。
※全日本育成会が08年12月1日の就業規則改悪で狙った団結破壊の意図 (非正規労働者解雇関係)
労基法 > 就業規則 労基法 < 就業規則
正規・非正規同一就業規則→正規・非正規の就業規則を分断
労災療養中は解雇制限 解雇制限を雇用契約期間満了の場合には除外
全日本育成会理事長らの「身の丈」論は、労働者使い捨ての論理
昨年秋より世界金融大恐慌が私たち労働者の生活に襲いかかってきています。こうした時代に、労働者は闘ってしか生きられません。あらゆる産業で、大リストラ計画が発表され正社員も含む労働者の解雇・雇い止め=首切り、使い捨てが始まっています。中小・零細企業の倒産が相次ぎ、完全失業率は戦後最高。「派遣切り」で労働者の首がどんどん切られて、寒空の下、職も住まいも明日食べる金も奪われている状況が生まれています。
全日本育成会・副島理事長らの言う「身の丈」論とは、世界金融大恐慌の時代に企業が「身の丈」(=勝手な都合)にあわせて労働者をこき使い、切り捨ててもいいという、派遣法と同じ「論理」です。
ユニオン東京合同の春闘要求
当該非正規労働者の解雇撤回を春闘のなかで闘っていきます。ユニオン東京合同育成会分会の春闘要求は
① 就業規則の08年12月1日改悪強行を白紙撤回すること。
② 欠員の生じた事務局職員については正規職員を補充すること。
③ 希望する、非正規職員・派遣社員を正規職員に登用すること。
④ 正規職員の賃金を1万円ひきあげること。
⑤ 非正規職員の待遇を正規職員と同等にすること。少なくともただちに時給を1000円から1200円以上にすること、です。全ての労働者は団結して09春闘を闘いましょう。
ユニオン東京合同の解雇白紙撤回闘争にご支援をよろしくお願いします。
2009年3月11日
ユニオン東京合同 全日本手をつなぐ育成会分会
住所:東京都千代田区三崎町2-17-8 皆川ビル301
TEL&FAX:03-3262-4440 メール:info@union-tg.org
ホームページ:http://www.union-tg.org/
◎東京都労働委員会
「全日本手をつなぐ育成会事件」第4回審問
多数の傍聴をお願いします
09年3月16日(月)15時~17時
東京都庁第1庁舎S棟34階
◎公開学習会 「労働者にとって社会保障とはなにか」
ぜひご参加ください。
09年3月19日(木)19時~21時
千代田区立九段生涯学習館 第1学習室 (地下鉄 九段下駅6番出口すぐ)
<転載歓迎>
ユニオン東京合同は、
「一人の首切りも許さない」
「一人は皆のために、皆は1人のために」資本と闘います
反戦・反核、改憲阻止、労働法制改悪阻止を闘っています。
2001年12月21日結成
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