ブリタニカ分会報告
08年12月23日
ブリタニカ闘争の報告をいたします。
2001年の12月21日にユニオン東京合同を結成して、今年2008年ですが、もうまる7年経ちました。組合結成と同時に、ブリタニカに対して不当解雇撤回の闘争を開始したんですけれども、闘争開始してから奥井社長を求めて社前にも出て、それから都労委、中労委と経てきましたけれども、奥井社長は一貫して出て来ないという現状の中で、ずっと闘ってきました。
340名全員解雇されて闘っているのは私1人ですけれども、首になった人たちも納得して辞めたわけではないです。仕方がないから辞めていった。闘いに決起できない、したいけど出来ない人もいた。そういう人を代表して私は不当解雇撤回するまで闘っていくつもりでいます。
外資系は、とにかく二重構造で、シカゴに本社というのがあって、そこが日本ブリタニカの経営内容とか、最終的には人事権まで介入してきたらしいんですけれども、それも最後のときに社長が言ってたんだけれども、「今現在は、持株会社が全部持株を持っていて、『シカゴ本社』っていってるけれども、法律的には、日本ブリタニカも『シカゴ本社』も同系列なんです。だから、『シカゴ本社』は本社ではない」。ただし、実態的には本社が命令とか決断して、そして日本ブリタニカをつぶして、それでブリタニカジャパンを残してという計画を立てて340名の首を切ったわけですが、それを立証するのはとても難しい。この日本の労働運動の中で外資系の中で、そういった事で闘って勝ったっていう判例っていうか、都労委とか中労委とかも見たけれども、膨大な中でも1つもなかったんです。それでもやはり、大きな岩の中に針を打ち込むくらいの努力なんだけれども、でも何とかぶち込みたい。そこから、こう水がしみ出すようにして、闘えるんだというところを作りたいというところが最終的な狙いで何とか頑張ってます。ブリタニカはもちろんそういった隠れみの・二重の構造の後ろに隠れて、その奥井社長は実態を知っているので、「シカゴ本社が介入してきて、日本ブリタニカをつぶす」と、そういう事で自分は従ってつぶしたっていう事なんだけれども、それは絶対表立っては言えない。団体交渉に出てくると、それはどうしても言わざるを得ないから絶対出てこない。
都労委でも奥井社長を証人として呼びたいなっていうところもあった。労働委員会は何とか和解をしたい、金銭解決でもいいから和解をさせて、それを自分達の成績にしたいという、都労委でもそういったところがあったんだけれども、ブリタニカ側がキッパリと拒否して、それで和解がなくなった。
中労委なんかでは、渡辺公益委員なんかは、奥井社長が出てこなくちゃ解決しないなっていうところもあるから、自分が要請したら出てくるんじゃないかっていう様な感じで、軽く要請をかけたんだけれども、でもきっぱりと拒否した。やはり渡辺公益委員は読み方が甘かった。絶対外資系は、二重構造の陰に隠れて、これはもうシカゴは絶対表に出ないっていうところは、絶対崩さないはずなので、奥井は結局出てこなくて、中労委はなし崩し的に、それはなかった様な事にして結審して、そして不当命令を出したんです。
そういう不当命令を嵩にしてブリタニカは今年の10月はもう不当解雇撤回の事では団交開きませんよ、受けませんよっていうふうな事を言ってきたんだけれども、なぜかこの10月の20日にたまたま朝、社前情宣をやった時に、奥井社長が下を向きながら来たんです。9時半になった頃に、私たちがその旗をはったりとかやってる時に下を向きながら。で、私も7年ぶりなんで、「確かあの人見たことあるな、でも下向いてるし」っていう感じだったのが、私達のところに来て、旗にハタと気がついて、それでくるっときびすを返したんで、「あっ奥井だ」と思ったんですね。「奥井さん、団交に出てくださいよ」と言ったら、逃げていって裏口の方から帰ろうとして、私たちは金魚の糞のようについて行って、結局、会社の中に逃げ込んじゃったんです。それで会社の外で待ってるから出て来いという事で待っていた。そうしたら、タクシーを呼んで、秘書と一緒に正面から出てきた。私以外誰も顔を知らないという事実があったんで、それでみんなの前に顔をさらしてくれたので、次からまた見つけやすくなったなとは思うんです。それで団交要求書も、最初受取らなかったけども、「受取りなさいよ」って渡したら取ったんです。それで、すかさず、「お前、受取ったな、受取ったな」って7回ぐらい駄目押しをしたんです。そしたら、受取ったという事を認めざるを得なくて、それでその後、今までは解雇撤回じゃやりませんよっていったのが、10月24日に今度は、「団交開きます。ただし、会社を代表する者が出て、録音は受け付けません」と書いて、とにかく団交は受けるという事です。
「奥井社長を出せ」という組合の要求書に対しては、「奥井社長は出ません」とハッキリと書いてきた回答書もきました。これはもう挑戦状を受取ったという事にして、闘争を強化して奥井社長を何とか出させると。この340名解雇したっていう事、それはとても重い事なんだという事を、きちんと責任追及をしていくと、不当解雇撤回を闘いを今後もやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ユニオン東京合同は、
「一人の首切りも許さない」
「一人は皆のために、皆は1人のために」資本と闘います
反戦・反核、改憲阻止、労働法制改悪阻止を闘っています。
2001年12月21日結成
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