ユニオン東京合同全日本手をつなぐ育成会分会へ常南交通労働組合から、12・1ストへのメッセージと「檄」色紙(寄せ書き)をいただいた。感謝感激感動である。
http://blog.union-tg.org/?eid=761551
常南交通労働組合は、入札制度の条件の官公庁相手の業務の職場でも団結を守って闘ってきたし、茨城県に対して県庁前ハンガーストライキ闘争をやって闘って団結を守ってきた、「稀有な」闘う労働組合だと思う。
これまでの闘いのなかで、障害者の権利の闘いと労働者の権利の闘いの関係には強い関心と注意をはらってきた労働組合である。
常南交通株式会社は茨城県下の県立養護学校の送迎バスの運行を行っている。入札制度の条件のなかでの闘いは大変である。他企業が安い価格で入札すればそこに落札する。福祉や障害者のことなど気にしないで安い価格で入札する企業がいれば、常南交通のやっている仕事がとられ常南交通の仕事が減り、城南交通労組の労働者の仕事がなくなる。そういう条件にある常南交通労組は、障害者の権利のためにもより広く社会に問題提起をして闘ってきた。
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02年に入札問題が起こった当初、常南交通組合においても論議したが、「県が決めることだから闘っても無理だ。労働組合は車が無くなったら組合員の退職金を上積みするために交渉していく」程度のことしか考えつかなかった、という。運動を作っていかなければならないということはわかっていても、どのようにしたらいいか悩んでいた。やがて組合員との論議のなかから、署名運動を編み出し方針とした。
署名運動は、これが職場と仲間を守る運動なのだと理解したときに組合員みんなが組織者となり、創意工夫した運動へと飛躍した。ある一時期を境に署名運動は爆発的に発展していった。そしてついに16000名の署名を集めきった。この力を県庁行動という大衆行動方針につないでいった。05年2月23日の会社との団体交渉では100名たらずの組合組織で78名の結集となった。
05年3月7日の入札当日は全組合員が固唾をのみながら結果を待っていた。しかし、K養護学校の送迎業務を失ってしまった。だが、ここから組合が大きく変化を遂げていった。ただちに組合としての態度を決定し、団結を呼びかけた。最後の最後まで、生活を守っていく方策を講じて団結のなかでの年度越えを闘いとった。
常南交通労組は、保護者・教師と乗務員という具体的、日常的な関係性を媒介に、入札問題を共同闘争のテーマにした。当該組合だけの力で運動を作りだしたのではない。保護者、教育労働者との結びつきの中から多くのことを学び、そして自らが飛躍し、それに保護者、教育労働者が応えていくという循環の中で運動が発展した。児童・生徒、保護者とともに闘うためには、その置かれている立場を理解することから始め、学びながら共に行動してきた。04年8月の署名提出行動では保護者が前面に立って、県に対して怒りをぶつけた。それに続いて組合や地域の仲間が怒りをぶつけた。それは糾弾集会になった。 闘いを通して強い絆が結ばれて、実に素晴らしい陣形として作り出すことができたのだった。やがて、それは県庁前のハンガーストライキを行った闘いともなっていった。
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紹介が不十分・中途半端で申し訳ないが常南交通労働組合とはそういう組合である。
福祉関連の仕事を担っている労働組合だから、いちはやく全日本育成会の就業規則の問題にも大きな関心をもたれるのだと思う。そういう常南交通労組の応援を力にして闘っていきたい。「闘いなくして福祉なし」。

参考
http://news.livedoor.com/article/detail/3050416/
養護学校スクールバスの安全を守れ!3月2日スト決行
2007年02月28日07時07分 / 提供:PJ
【PJ 2007年02月28日】- 茨城県で養護学校のスクールバスを運行している常南交通(本社:茨城県石岡市)の乗務員で組織する常南交通労働組合(柴原洋次執行委員長)が3月2日にストライキを決行し「くらし、いのち、安全を守ろう 茨城県民大行動」として茨城県庁包囲行動やデモなどを実施する。
茨城県では、昨年秋に行われたつくば養護学校スクールバスの入札で、つくば市内のタクシー会社が従来の6割引の価格で落札した。しかし常南交通労組によると、落札価格の5100万円では新車7台のバスの減価償却費5000万円でほとんど消えてしまい、人件費や燃料費などの諸経費を差し引くと3100万円の赤字になるという。また、落札した会社の運転手の月給は額面で約16万円、介助員は同じく額面で約9万円前後の低賃金で、夜間・土日もアルバイトしない限り生活は困難な金額だ。結果、スクールバスのサービスは「安かろう、悪かろう」と低下する恐れが出てくる。
バスには身体に障害を持つ肢体不自由児や、知的障害を持つ知的障害児も乗るため、細心の注意を払った質の高い介助が求められる。常南交通労組の和田一男執行委員は「金額競争とコスト削減の果てに重大事故が起きる恐れがある」と、2月に大阪府吹田市で「あずみ野観光バス」の21歳の運転手が起こした死傷事故を例に挙げて、「組合として一番危険性を実感している。しかし、事故が起きてからでは遅い。事故が起きる前に訴えたい」と、安全運行と質の高い介助の必要性を訴えた。
今回のストライキは「打ちたくて打つストではなく、やむにやまれず打つスト」と形容されるほど障害児の生命がかかっているので、多くの支援者の支援を必要としている。【了】
ユニオン東京合同は、
「一人の首切りも許さない」
「一人は皆のために、皆は1人のために」資本と闘います
反戦・反核、改憲阻止、労働法制改悪阻止を闘っています。
2001年12月21日結成
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