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機関紙 『闘華』


2008年3月10日発行 機関紙 闘華


臨時大会で「春闘勝利・スト権確立」を勝ちとる
「春闘・職場闘争」を中心に活発な討議
育成会分会報告
ブリタニカ闘争:3・4中労委 報告
山田書院闘争の報告
UTG活動予定&インフォメーション
編集後記


臨時大会で「春闘勝利・スト権確立」を勝ちとる

 2008年2月11日、 ユニオン東京合同は、スト権を立てて春闘を闘うことを決定する臨時大会を開催しました。三角副委員長の開催挨拶に続いて、佐藤委員長が基調提起を行いました。続いて、岡庭育成会分会長が、1月25日に分会独自のスト権を確立したことを報告し、ユニオン東京合同全体で闘う方針を確立すべく「ユニオン東京合同のストライキ権確立」のアピールを行いました。育成会分会は、組合結成以来1年足らずでストライキ権を立てて闘う分会として成長しました。この間の理事会側の団交拒否、一方的な就業規則の改悪攻撃への職場からの反撃の一歩でもあり、春闘要求を掲げて育成会職場の職員全体の利害をかけた闘争宣言でもあります。アピールの後、スト権投票が行われ、郵送集約分を含め2月18日に開票されて、賛成圧倒的多数でスト権を確立しました。
◆「春闘・職場闘争」を中心に活発な討議

 育成会分会はもとよりユニオン東京合同にとっても初めてのストライキ権の確立であり、職場闘争を基軸に本格的な労働運動の闘いが始まりました。春闘・職場闘争報告に続いて「2・26ビキニデー54周年東京集会」の闘いの意義のアピールがあり、再び日帝のアジア侵略を絶対に許してはならないことが熱く語られました。また別の組合員からは「サミット警備とそれを口実とした共謀罪策動攻撃が強まっている」ことが訴えられ、共謀罪の真の狙いが労組破壊攻撃であることが明らかにされました。

 南部ユニオンの杉山さんから連帯の挨拶と3・1南部ユニオンの集会とデモのアピールが行われました。

第二部で「春闘論」学習・討論会が南部ユニオンの箕曲さん(UTG労働委員会闘争代理人)と石川副委員長をレポーターにして行われ活発な議論が展開されました。
なお、大会終了後の交流会が盛りあがったことは言うまでもありません。
 3.16イラク反戦集会・デモから春闘勝利へ(SS)
◆育成会分会報告

@職場に労基署の臨検が入った!

 組合はパート職員の残業時間外労働割増賃金の未払いについて、1月23日の団交で支払請求を行った。

 1月31日、法人は「請求金額を示せ」という趣旨の理事長名の文書を出してきたので、組合と当該が2月1日労基署に相談した結果、2月 13日に法人に労基署の臨時検査が入り、その日のうちに是正勧告書、指導票が出され、未払い賃金だけでなく多岐におよぶ指導がされた。

 法人は、未払い賃金について労基署の指導に従いつつ、過去2年分だけ払うとしている。しかし「お知らせ」を給料袋に入れただけで、いまだに説明責任を果たしていない(3月7日現在)。

 法人に対し即座に説明責任を果たすように求めて今後も追及する。


A東京都労働委員会の調査始まる

 2月14日、育成会不当労働行為事件の東京都労働委員会第1回調査があった。

 組合の説明に対して、労働委員3名からの質問があり、また使用者側委員から「法人に対して就業規則はよく話し合ってくださいということを伝えた」というコメントもあった。

 法人側は弁護士4名を代理人としており、団交のみならず、労働委員会も弁護士におまかせなのか。「手弁当」の理念はどこに行ったのか。法人はきちんと労働者に向き合うことなく労働者を軽視し、労働委員会をも軽視していると言わざるを得ない。


B第10回団体交渉を開催

 3月4日、第10回団交が開催されたが、組合が出した労働条件改善要求への法人側の文書回答はなく、口頭でもゼロ回答。健康診断についても、「一年以内にやらなければならない」のは当然で、「用意していたところだった」などというが、@一年以上やっていなかったこと A組合からの要求の後になってやったことから、組合の要求を無視できなかったことは明白である。にもかかわらず組合が要求することについては組合の言うとおりにはなりたくないという態度としか言いようがない。

 土曜日を休日扱いとはしない給与支払に変更したことを「労務担当」と弁護士からなる「団交団」は知らずにいた。また正規職の出勤簿が2か月以上用意されていないことを知らない5人だった。出勤簿を団交の「翌日に用意する」という話だったが、3月7日現在も放置。組合員の雇い入れ(再)通知書も1月21日以来放置。非正規雇い入れ通知書の有給休暇欄に「法定通り」とあるだけ、実際の日数についての確認もしない「不親切」状態などなど、常務理事の言動に驚く法人側団交団であったが、そのことが明らかになった団交後も状態は変わらないことに当方は驚かざるを得ない。

◆ブリタニカ闘争:3・4中労委 報告

超反動的対応の中労委・奥井証人を却下!

 2008年3月4日、日本ブリタニカの奥井社長を、中央労働委員会の証人として強制喚問するかどうかの審問が午前11時から開かれ、渡辺公益委員は「組合の申立を却下する」との反動命令を出した。

 渡辺委員は、「都労委での審問を引き継ぎ中労委でも労使双方の必要十分な審問を行った」とし、「奥井社長の団交不出席の問題もあるが、強制権限を発動してまで証言を得る必要はない。組合の申立を却下する。本日をもって結審とし、最終意見陳述書の提出期限は2008年4月21日とする」と、組合の、挙手をして質問を要求する声も無視して、一気に、強権的に申し渡して退席しようとした。

 組合は退席強行を許さない形で質問を集中した。まず却下決定を文書で出すよう要求したが、渡辺委員は、「調書で残る形にしたので文書は出さない」と拒否。次に、組合の強制権限発動申立書に対して出された会社側の意見書の開示要求を認めないまま決定を出したことに対し、「会社側には組合の文書は全て渡し、組合に対し開示を制限するのは、公正・中立を公言する中労委が組合に不平等を強いる公平性を欠いた審査指揮である」と断固抗議した。更に、「再審査申立以来数回に渡る奥井社長証人喚問要求の中で詳細な必要性を述べてきた。奥井証人が実現しなければ真実が明らかにならないまま命令を下すことになる」また、「昨年7月に渡辺公益委員自らが必要性を認め、職権で証人採用を決め、文書要請したのではなかったか!」と抗議した。それについて渡辺委員は「解雇経緯について団交で説明するのが望ましいと考えて要望書を出し、証人に出ないならば陳述書を提出するよう要望したのは事実」と認めたが「任意に要望したものであり、制裁を含む出頭命令までする必要はない」と却下理由を述べ「命令書の中で団交に出ないことを判断する」と結び、これ以上の問答は無用と、一方的に審問を打ち切り、逃げ去るように退席した。たった35分間の審問時間であった。

 ユニオン東京合同は断固怒りに燃えて闘いを拡大することを決意している。

◆山田書院闘争の報告

山田 実 ・ 耕三 追撃戦強化し団交実現へ!

 73年3月労組結成と同時に組合つぶし攻撃開始。更に山田一族は暴力団を導入、四谷本社ビルを売却して逃亡。新会社=集美堂を設立・業務を移行し、組合員10名全員解雇、計画倒産を強行。84年秋、暴力団の全面謝罪をかちとり、対一族・集美堂攻勢の闘いを開始。95年秋、ついに集美堂壊滅、またまた全員解雇の暴挙。危機を深める山田一族の延命策動粉砕・全面攻勢の闘いを強化し、団交実現・闘争勝利へ!

3億円余の負債を抱え山田耕三らの逃亡劇

 この間、争議に包囲されて動揺と危機を深めてきた山田一族Y2の山田耕三は、ついに荻窪の自宅売却に追い込まれ、一家を挙げて夜逃げ同然に逃亡した。その「移転先」なるものも、先代・山田米吉会長の出身地であり耕三夫人実家のある長野市内のマンションとされていたが、さらに同県上田市の某ビル内と変更。まさに戦々恐々の逃亡劇。

 山田耕三は、長男らが新宿区内に設立した会社の経営等に関わり、一挙に3億円余まで負債を拡大。自宅差押さえ・競売開始決定⇒取り下げと同時に売却・移転と、一家を挙げての逃亡へと至った。そして表向きの「移転先」に隠れて都内に潜伏、逃亡を続けている。
山田実社長一家に続き、自宅売却・逃亡へと追い込まれ、自滅的危機にあえぐ山田耕三一家。逃げまどう山田実社長―耕三一家を貫き、争議の全面決着を迫り抜く闘いへ。一族への追撃・包囲戦を強め、総決着団交の実現。さらなる攻勢の強化拡大へ。

山田実社長一家追撃 鎌取駅頭情宣・自宅

 駅頭情宣に先立って千葉・鎌取駅近くのマンションに逃げ込んでいる山田実社長自宅へ。インターホンはひと言の応答もないまま切断。居留守をつかって閉じ篭り開始。

 駅前に赤旗・横断幕を飾りつけ、マイク情宣、ビラ配布。ビラの受取りはすこぶる良好。駅頭情宣の後、再び社長宅へ。インタホンを切断したまま閉じ篭り。玄関ドア越しに団交申し入れ。最後にマンション正面から一族糾弾のシュプレ。

 もはやなす術もなく自宅篭城・居直りをくり返す山田実社長・夫美枝取締役。さらに追激戦を強め、逃亡粉砕・団交実現へ。
◆UTG活動予定&インフォメーション

3月10日(日) 「君が代」解雇をさせない!3・10都庁前 One Day アクション 第三弾
午前8時〜9時(ビラまき)、
12時〜19時(要請行動、トーク&パフォーマンス)
都庁第一庁舎前の歩道
呼びかけ 河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
3月11日(火) 育成会分会 分会会議 19:00〜 組合事務所
3月15日(土) ユニオン東京合同 例会 18:00〜(全組合員参加)組合事務所
終了後 交流会
3月16日(日) イラク反戦集会・デモ 13:30〜 代々木公園B地区野外ステージ
主催 ワーカーズアクション実行委員会
3月18日(火) 阿佐ヶ谷市民講座 18:30〜
「裁判員制度はなぜ破綻するか」講師 高山俊吉さん(弁護士)
 参加費 1000円(学生500円)3場所 劇団展望
主催 阿佐ヶ谷市民講座実行委員会(tel.070-5577-5110)
3月18日(火) 獄中33年、再審無罪・釈放を!
〜23日(日) 星野文昭さん絵画展
【3/18】午後1時〜5時、オープニング6時〜8時
【3/19〜22】午前11時〜午後8時
【3/23】午前11時〜午後5時
船橋市民ギャラリー(千葉県船橋市船橋スクエア21ビル3F)
主催 再審無罪・釈放を!星野文昭絵画展実行委(tel.070-5452-6616)
3月20日(木) 共謀ひろばK 14:00〜20:00
文京区民センター(都営三田線「春日」駅下車)
第一部(14時半〜17時) 「サミット戒厳態勢を撃つ」
第一部(14時半〜17時) 「サミット戒厳態勢を撃つ」
主催 共謀罪新設反対 国際共同署名運動
3月22日(土) 動労千葉労働学校 13:00〜「現代の帝国主義」 講師 島崎光晴(経済問題研究家)DC会館(東千葉)
3月22日(土) ユニオン東京合同 法対会議 15:00〜組合事務所
3月23日(日) 東京労組交流センター定期総会 10:00〜
3月24日(月) 育成会都労委第2回調査 18:00〜
東京都労働委員会(都庁34階)  (組合員は17時集合)
3月29日(土) 反貧困フェスタ2008 10:00〜16:00
〜貧困をどう伝えるか〜
イラク反戦5周年全世界一斉デモ 13:30〜
3月30日(日) 農地法使った市東さんの農地強奪許すな! 12:00〜
千代田区立神田一橋中学校 校庭で、屋台、フリーマーケット
成田市天神峰の畑(JR「成田」からタクシーで「東峰十字路」2000円)
主催 三里塚芝山連合空港反対同盟(北原鉱治事務局長)
4月7日(土) ユニオン東京合同 第4回定期執行委員会 19:00〜組合事務所
編 集 後 記
◇最近頭がボーとすることしきりで、高血圧のせいかもしれない 。もっとも頭がボケーとしているのは元々だが。
昨年末から前立腺肥大だと思っていたのは忌憂だったが幸いか。ヘルニアの手術も決まったし、ぼちぼちかな。
闘いに迷いもあれど春近し、では(俊)

◇「闘華」の作成された予定を見て、集会、会議、都労委等、「こんなにあるのか」とビックリ。読んでくださった方の意見を参考に文字の大きさなど変更しました。ひとつひとつ課題をこなしていかなければと思います。(爽)

発  行 ユニオン東京合同
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